薪ストーブ

古民家暮らし

田舎の我が家に薪ストーブが来ました。

今年の3月ごろに購入を決めてから設置されるまで随分とかかったけれど、やっとのことで暖かい生活が送れることになりました。

家を購入した当初は石油ストーブやら掘りごたつやらでなんとか寒さを凌ごうとしていたけれど、北関東の高密度でない家の寒さは想像を絶するものでした。

寒さが骨に沁みてくるという感じでしょうか。

薪ストーブは暖かい。遠赤外線の熱は素晴らしいと思います。

なによりも燃える炎を見ていると飽きることなく、あっという間に1時間は経ってしまいます。

薪ストーブを囲んでの会話はホンワカ暖かく、話題も尽きることがありません。

薪ストーブを買うにあたっていろいろなストーブを検討しましたが、最初に気に入ったネスターマーチンS43のB-TOPモデルを購入しました。B-TOPモデルは天板で調理ができるタイプのストーブです。

ネスターマーチンのフォルムはとてもシンプルで美しい。そしてその直線的なラインは日本家屋にはとてもマッチするデザインだと思います。

ガラス戸の近くに設置して大丈夫なのだろうかと心配される方もいるかと思いますが、ヒートシールドなるものでストーブを囲ってあるのでその点は問題がありません。逆に横の熱を覆ってしまって熱が放出できず、もったいないくらいです。

初料理ともいうべきストーブ料理はウィンナーのグリル。そう、単にグリルをしただけ。

そのウィンナーは「美味しい、美味しい。」と瞬く間に姪と姉と私の胃袋に収まりました。ごく普通のウィンナーがなぜあれ程までに美味しいと感じたのか?これもきっと遠赤外線効果に違いない、と妙に一人で納得していました。

これから冬を迎えるにあたっての薪ストーブ生活がとても待ち遠しい。

ストーブ屋さんは薪ストーブは少しの外出で消す必要がないといいます。究極、朝外出して夕方戻るまで特に消す必要はないと。一度消すとまた一から暖め直すのに時間がかかるためだといい、とても安全だといいます。

幼いころから父親に火の始末には気を付けるようにきつく言われ育った私は軽くカルチャーショックを受け、本当に大丈夫なのだろうか?とビクビクしながら外出。まずは近場で庭仕事をして戻ると薪ストーブは静々とお行儀よく燃えていました。

素晴らしい!

薪ストーブに慣れた方には普通のことなのでしょうが、私にはひどく特別なことのように感じて毎回感激します。

次は薪の調達です。

薪ストーブ屋さんに言わせると今年の冬の薪争奪戦にはすでに出遅れていて、すでに時遅し。高値で買わなければならないようです。今回は薪ストーブの取り付けが予定より遅れてしまったお詫びとして、ストーブ屋さんから軽トラに軽く一杯分の薪をいただきました。大変にありがたいことです。

また、ご近所のおじさんが立ち枯れていた木をわざわざ切って薪として運んできてくれました。大変に親切な方で、この方はのちのちも親切なご近所さんとして私のブログに数多く登場することになるでしょう。

冬を越すには薪はまだまだ足りないけれど。。

来年からは自力で薪を調達しなければならないけれど、幸か不幸か敷地は広いので切る木はたくさんあります。ただ、切って倒して乾かさなければ薪にはなりません。。これから毎日欠かさず筋トレをしなければ!

人生初の薪ストーブライフ。とても楽しみです。

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