タックスリターンだよ、全員集合!

つぶやき

タッタラタッタ、タッタッタ~♪

ドリフの「8時だョ!全員集合」のテーマソングが聞こえてくる。

ちょっと違う、いやかなり違うが、今年も早、タックスリターンのシーズンである。

ハワイに移住した初年度は、勝手がわからず町のTax Preparer にお願いをして準備をしてもらった記憶がある。当初、給与所得ぐらいしかない私のシンプルなタックスリターンの準備はさぞ簡単なことだっただろう。約10年か11年前、そのころで確か70ドルか75ドルくらい請求された。

そしてその翌年、その年も確かマノアに仮設店舗を出していたTax Preparerにお願いをした。なぜならその年はFXの売却等色々動きがあったからだ。(FXの取引からはその年度で手を引いた。年がら年中、ほぼ休みのないマーケットの動きを追ってしまうFXは体を壊すと悟ったからだ。貧乏人が手を出すと、FX取引は単なるギャンブルになりかねない。)

そのマノアのTax Preparerは、ハッキリ言ってFX取引の申告を含んだタックスリターンをお願いするには能力不足だった。能力不足だったというのは少し言い過ぎかもしれない。なぜなら、当時はFXの取引申告に関するルールは曖昧な部分が多かったからだ。よって、素人の私があちらこちらのサイトを検索し、タックスリターンに口を挟むこととなった。「あーだー、こーだー。」言ったので随分と迷惑な素人客だったと思う。

三年目からようやく自分でタックスリターンを準備することとなる。TurboTaxもH&R Blockのソフトも使わずにFederalのサイトよりForm 1040、ハワイ州のサイトよりN-11をダウンロードし、自力でマニュアルで申告書を作成した。(マニュアルでやる時に気を付けたいのは、うっかりするとコマーシャルのサイトに繋がっていってしまうことだ。純粋に申告用紙のみをダウンロードしたいなら、本家本元の政府機関のサイトにアクセスすることである。)

  • 自分でやってよかったこと
    1. 税金関連の知識が増えた。
    2. どの数字をいじると還付金が増えるか理解できた。(合法的に)
    3. Tax Preparerへの支払いを節約できた。
  • 自分でやって良くなかったこと
    1. 時間がかかる。
    2. 知識不足で気づかずに節税できないことがある。

三年目、四年目のタックスリターンは、シンプルな内容だったので自分で簡単に準備をすることができた。五年目から昨年までは、寛大な心を持った友人がタックスリターンのソフトを利用して、(ついでに?)私のタックスリターンも準備してくれていた。なんて素晴らしい友人だったんだろう。

そしてその友人が去ってしまった今年。。

おいっす、全員集合!である。いや、全員参加のタックスリターンに参戦です。

ただ前年度を参考に仕上げたため割と楽にできたのだった。前年度のタックスリターンを見て理解できなかった箇所が1か所。N-11の21bに何を入れればいいか分からない。

今日、CPA Officeに勤める友人に確認すると、何のことはないそこは年度内にWithholdされたState income taxを入力すれば良いということだった。前年度のタックスリターンでは、前前年度の追加徴税で支払った州税額分がプラスされていたため、どうも数字が合わなかったのだった。

慣れないうちは、こういうことが一つでも引っかかると次に進めず時間がかかることとなるのだ。

ついでにStimulus Checkのことも聞いてみた。せっかくもらった補助金も収入として加算されるのなら余計な税金を増やすことになる。

よかった、Stimulus Checkは気にしなくて良いとのことだった。

兎にも角にも、タックスリターンはアメリカ国民、いやグリーンカードも含める納税者の一大イベントだ。(将来アメリカ移住を目指す海外の富裕層は、必要もないのに無理やり留学している子供たちのタックスリターンをアメリカでさせたりもする。タックスリターンをすることで将来の移住を容易にできるという思惑が働いているらしいが、容易になるのか真偽のほどは不明だ。)

今年のタックスリターンのDue Dateは2022年4月18日の月曜日。

皆さん、お忘れのないように。

  • ご存じと思いますが、IRA(Individual Retirement Account)に積み立てをするとその積立額を収入から差し引くことができます。締め切りはタックスリターンの締め切り日まで。2021年度の積立額リミットは、$6,000まで。50歳以上は$7,000までになります。私は毎年、この積立額を調整することで支払い税額をも調整することにしています。

<追記>

3月3日付でハワイ州のタックスリターン(N-11)の計算に間違いがあったと連絡が手紙でありました。21b以降の数字に訂正が入っていたので、やはり21bに入れた数字が間違えていたらしい。よって申告していた予定還付金より百何ドル戻りが少なくなるけれども、州側で調整し、還付金から納税額を相殺するのでN-11の再提出は求めないとのことでした。ただし、クレームがある場合はサポート書類とともに再提出するようにとのことでした。

私の間違えに違いないので、州側で調整してくれるのは大変にありがたいのですが何が間違えていたか知りたいと思い、連絡をしようと思いながら今日に至っています。

もう面倒なのでこのままでいいかと思いつつ、連絡がついたらまたアップします。

3/22/2022:解決しました!、というか自分の間違いに気づきました。。単純です。Line 21bで既に項目別税控除額を入力したにも関わらず、Line 23で更に基礎控除をマイナスしていたのでした。。過年度のタックスリターンを参考に何も考えずに複写してしまったのでしょう。アホですね。でも解決してよかった。実は州政府にEメールで問い合わせもしてみたのですが、個人情報が含まれるため自分のアカウントからログインし問い合わせてくださいと回答はもらえなかったのです。

また同日、IRSから手紙が届いていました。州だけでなく連邦税申告分も間違えてしまったのかと慌てましたが、手紙の内容は、Stimulus Checkは課税所得には入らないので申告に含めないように、一方、表示金額をもらっていない人はクレームする権利があるとの内容でした。ご参考まで。

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