山椒の実

古民家暮らし

新しい家に来てまずしたこと。

山椒の実の収穫。

山椒が木の実としてなっているところを見たことがなかったので、Googleレンズで写真を撮って検索してみた。「山椒」と結果が出た。

念のため、匂いを嗅いでみた。特有の爽やかな香りがした。

間違いない!

赤くなった山椒の実は、麻婆豆腐などの料理に合うらしい。日本の青山椒は鰻などに。

(あー、鰻食べたいなあ。)などと思いながらえっさほっさと一所懸命に採った。

そしてザルの上で数日乾燥。

赤い皮で覆われていた山椒の実が乾燥とともに一斉に口を開き、黒い種が顔を出す。(ここで気を付けなければいけないのは、山椒は皮を利用するということ。ぴかぴか光る可愛いらしい種に騙されて皮を捨てないように。。あたりまえ?)

乾燥しきった山椒の実から種や余計な茎などを分けるのに小一時間。それはもう地味な作業だった。

さて、出来上がりはいかに?

収穫したばかりの山椒は香りの華やかさや舌のビリビリ感が店で買ったものとは格段に違った。

その日のランチは皿うどんだったので試しにミルで挽いてかけてみた。

爽やかな柑橘にも似た香りがぷーんと鼻を突き、ほんの少しかけただけでビリビリ感が半端ない。

日本暮らしの楽しみが一つ増えました。

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